小野郷移住促進委員会

小野郷移住促進委員会
スタンダードプランホームページ

クライアント

小野郷移住促進委員会さま

https://kyoto-onogo.com/

京都市内から車で数十分、北山杉の産地・小野郷。歴史と景観を守るこの村の移住促進サイトは「一緒に悩む」対話から生まれました。新築の敷居が高い土地だからこそ、風景ではなく「住民の体温」を伝えるインタビューを中心に構成。暮らしを試着できる「体験住宅」の案内にもこだわった、誠実な入り口づくりの記録です。

制作期間4か月

  • ヒアリング
  • Web制作企画
  • 提案書作成
  • 設計図作成
  • デザイン制作
  • 雛形作成
  • WordPress化
  • インタビュー
  • 記事作成
  • 納品
  • 運用レクチャー
Commitment

ホームページ制作のこだわり

京都市内から、ほんの少し車を走らせただけなのに。 ふっと、窓から入ってくる風の匂いや、肌をなでる空気の冷たさが変わる場所があります。

北山杉の産地として、古くから静かに歴史を紡いできた「小野郷(おのごう)」。 まっすぐに空へと伸びる杉の木立と、その間を縫うように流れる清滝川のせせらぎ。 ここは、都会の便利さとは少し違う、豊かで、深呼吸をしたくなるような時間が流れている村です。

そんな小野郷から、「移住を促進するためのホームページを作りたい」というご相談をいただきました。

「だれでもいい」わけじゃない、という誠実さ

最初にお話をうかがうために小野郷を訪れたとき、ぼくの心にすとんと落ちたことがありました。 それは、ここが「とにかく人が増えればいい」「だれでもいいから来てほしい」という場所ではない、ということです。

小野郷は、山々に抱かれた歴史ある土地。 だからこそ、ポンポンと新しい家を建てられるような、いわゆる分譲地とは違います。景観を守るための決まりもあったりして、家を新築するのは少しばかり「敷居が高い」のです。 それは決して金額だけの問題ではなく、古くからそこにある建物を譲り受け、歴史ごと大切に住み継いでいくという、土地に対する「覚悟」のようなものがいるから。

「業者さんに丸投げするんじゃなくて、一緒に悩みながら、手作りみたいにつくりたいんです」

担当の方からその言葉を聞いたとき、ぼくは嬉しくなりました。 じっくりと対話を重ねて、その場所だけの「らしさ」を形にしていく。それは、ぼくがいつも大切にしているやり方と同じだったからです。 そして同時に、この村に流れる、すこし厳しくも、とってもあたたかい「愛」のようなものを感じたのです。

画面の向こうに、お茶の間の香りを

実際に小野郷を何度も歩いてみて、いちばん驚いたのは、住んでいる方たちの「つながりの強さ」でした。

都会のように、隣に誰が住んでいるか分からない、というのとは真逆です。 お互いの顔が見えるのは当たり前。採れたての野菜をお裾分けし合ったり、困ったときには自然と手が差し伸べられたり。みんなでこの小野郷という場所を、ひとつの大きな家族のように守っている。 そんな、まるで体温のようなあたたかさを、移住を考えている人にどう伝えればいいだろう。

ぼくが提案したのは、「住民さんが主役になるホームページ」でした。

かっこいい風景写真や、便利な施設情報だけを並べた、どこにでもあるような「型」にはめるのはやめましょう、と。 いま、この村で笑っている人、汗を流している人の顔を、そのまま載せようと思ったんです。

そこで、村の方々にインタビューをして回ることにしました。 縁側に座らせてもらったり、お茶をいただいたりしながら、一対一で、じっくりと声を聴く。 何に困って、何に救われて、なぜこの場所を愛しているのか。 その対話からこぼれ落ちる、飾らない「ふだんの言葉」こそが、これからここへ来る人にとって、いちばん確かな「道しるべ」になる気がしたからです。

「試着」するように、この場所と出会う。

そしてもうひとつ、今回の制作でどうしても形にしたかった「こだわり」があります。 それが、実際に小野郷での暮らしを肌で感じてもらうための「体験住宅」のページです。

「移住」という言葉は、人生にとって、とてもとても大きな決断です。 ましてや、人と人との繋がりが濃く、冬には厳しい寒さも訪れるこの場所では、いきなり「住む」と決めるのは、お互いにとって少し勇気がいることかもしれません。 だからこそ、まずは「お試し」ができる場所が必要でした。

洋服を試着するように、あるいは、親戚の家にちょっと泊まりに行くように。 朝の霧の深さや、夜の圧倒的な静寂、そして近所の人と交わす「おはようございます」の響きを、まずは体感してもらう。 そのための「体験住宅」というステップを、サイトのなかでも大切に、丁寧に案内しました。

「ようこそ」と扉を全開にして手招きする前に、まずは「ちょっと、お邪魔してみます」と、等身大の自分でお互いを知る時間をつくる。 そんな、優しくて誠実なステップがあること自体が、小野郷という場所の、本当の魅力だと思うのです。

できあがったサイトには、たくさんの「顔」と「声」が並んでいます。 それは、この村が、単なる景色や土地だけでできているのではなく、そこに生きる「人」のぬくもりでできている、という何よりの証拠です。

さて、このあたらしい入り口から、どんな素敵な出会いが、山を越えてやってくるでしょうか。 ぼくも、遠くからそっと、見守り続けたいと思っています。

今日も、よい一日でありますように。

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