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【2026年最新版】無料SEOツールおすすめ12選|目的別(キーワード調査・内部対策・サイト診断)に徹底比較

最終更新:2026年08月01日

【2026年最新版】無料SEOツールおすすめ12選|目的別(キーワード調査・内部対策・サイト診断)に徹底比較

こんにちは。湖と月デザインです。

「SEOのツールって、なんだか難しそうで、しかも有料のものは高くて手が出しにくい……」そんな風に感じている方は、決して少なくないはずです。SEOという言葉自体が専門的に聞こえてしまい、「ツールを使いこなせる自信がない」「そもそもどれを選べばいいのか分からない」という声もよく耳にします。

結論からお伝えすると、SEOツールは無料のものだけでも、十分に効果的な対策ができます。有料ツールでなければ成果が出ない、ということは決してありません。

大切なのは、たくさんあるツールの中から「自分の今の目的にぴったり合うもの」を選ぶことです。キーワードを見つけたいのか、サイトの中身を整えたいのか、それとも表示速度を改善したいのか。目的さえハッキリしていれば、無料ツールはとても心強い味方になってくれます。逆に目的があいまいなまま闇雲にツールを使ってしまうと、情報量の多さに圧倒されて手が止まってしまうこともあります。

この記事では、本当に使える無料SEOツールを12個に絞り、「サイト診断」「内部対策」「キーワード調査」「表示速度」の4つの目的別にまとめました。それぞれのツールについて、おすすめのポイントと具体的な使い方、そしてどんな場面で役立つのかを詳しく解説していきます。ご自身のサイトをコツコツと育てていくために、ぜひ最後までお付き合いいただき、お役立てください。

なぜ「無料ツール」だけで十分に戦えるのか

有料のSEOツールには、月額数万円するような本格的なものもあります。競合サイトの被リンクを何百万件も分析できたり、順位の変動を毎日自動で記録してくれたり、確かに便利な機能が揃っています。

ですが、ブログや中小規模のサイト、あるいは個人事業主や地域のお店のホームページであれば、無料ツールだけで基本的なSEO対策の8〜9割はカバーできます。有料ツールが本領を発揮するのは、「もっと大量のデータを、もっと効率的に扱いたい」という段階に入ってからです。まずは無料ツールで土台を固め、必要性を感じたタイミングで有料ツールを検討する、という順番で十分間に合います。

比較項目

無料ツール

有料ツール

基本的なエラーチェック

◎ 十分カバーできる

◎ より高度な検知が可能

キーワード選び

◎ 十分カバーできる

◎ より詳細なデータが見られる

競合サイトの詳細分析

△ 簡易的な確認まで

◎ 被リンクなど深く分析できる

順位の自動追跡

△ 手作業での確認が中心

◎ 自動記録・通知機能あり

導入のハードル

◎ 今すぐ無料で使える

△ 費用と学習コストがかかる

SEOツールの選び方|4つのチェックポイント

「目的」が分かっても、同じカテゴリの中にも複数のツールがあるため、結局どれを選べばいいか迷ってしまうこともあります。ツールを選ぶときは、以下の4つの視点でチェックしてみてください。

① 今のサイトの「目的」に合っているか

これが最も大切な軸です。「記事のネタを探したい」のか「公開済みの記事のエラーを直したい」のかで、選ぶべきツールはまったく変わります。多機能なツールほど良いというわけではなく、今やりたいことに一番近い機能を持つツールを選ぶのが基本です。

② サイトの規模・成長段階に合っているか

立ち上げたばかりで記事数が少ないうちは、Search ConsoleやSEO簡易診断ツールのような、全体をサクッと見渡せるツールで十分です。一方、記事数が50本、100本と増えてきたら、Screaming Frogのようにサイト全体を一括でクロールできるツールがないと、抜け漏れのチェックが大変になってきます。今の規模だけでなく、半年後・1年後の規模も少し見据えて選ぶと、ツールの入れ替えの手間を減らせます。

③ 専門知識がなくても操作できるか

SEOツールの中には、英語表記が多かったり、専門用語をそのまま表示するタイプのものもあります。SEOに慣れていないうちは、水鏡SEO診断「SEO簡易診断ツール」のように、日本語で分かりやすく結果を教えてくれるツールから始めるのがおすすめです。操作が難しいと感じるツールは、どれだけ高機能でも「開かなくなってしまう」ことが一番のリスクです。

④ 無理なく続けられる料金・利用制限か

無料ツールにも、「クロールできるページ数」や「1日に使える回数」などの制限が設けられていることがあります。今の自分の使い方でその制限に引っかからないか、あらかじめ確認しておきましょう。もし制限に頻繁に引っかかるようであれば、それが有料プランや別ツールへの乗り換えを検討するタイミングのサインです。

「目的」をハッキリさせよう

無料ツールを上手に使いこなすコツは、今自分が何をしたいのかを知ることです。SEOと一口に言っても、その中身は多岐にわたります。キーワードを探す作業もあれば、記事の内部構造を整える作業もありますし、サイト全体の健康状態をチェックする作業、そしてページの表示速度を改善する作業もあります。これらをすべて一つのツールでまかなおうとすると、かえって使い方が分かりにくくなってしまいます。ですので、まずは大きく4つの目的に分けてツールを選んでみましょう。

目的

やりたいこと

該当するツール

サイト診断

サイト全体の健康状態をまとめてチェックしたい

Search Console/SEO簡易診断ツール/Bing Webmaster Tools

内部対策

タイトルや見出しが正しく検索エンジンに伝わっているか確認したい

SEO META in 1 CLICK/Detailed/Ahrefs Toolbar/Screaming Frog

キーワード調査

読者がどんな言葉で検索しているかを知りたい

キーワードプランナー/ラッコキーワード/Google Trends

表示速度(技術SEO)

ページの読み込みをもっと速くしたい

PageSpeed Insights/GTmetrix

  • キーワード調査:読者が何を検索しているか、どんな言葉を使っているかを知りたい。記事のテーマや切り口を考えるための土台になります。
  • 内部対策:記事のタイトルや見出しが、検索エンジンに正しく伝わっているかサクッと確認したい。せっかく書いた記事の価値を、正しく検索エンジンに届けるための工程です。
  • サイト診断:サイト全体にエラーがないか、健康状態をまとめてチェックしたい。定期的な健康診断のようなものと考えるとイメージしやすいでしょう。
  • 表示速度(技術SEO):ページの読み込みが遅くないか、もっとサクサク動かしたい。読者の離脱を防ぎ、検索エンジンからの評価も高めるための重要な要素です。

この4つの目的を頭に置きながら、それでは目的別におすすめの無料ツールを順番にご紹介していきます。

サイト診断・内部対策に役立つツール3選

まずは、サイト全体の状態を把握したり、記事の内部構造を整えたりするためのツールから見ていきましょう。定期的にチェックする習慣をつけることで、気づかないうちにサイトの評価が下がってしまう、という事態を防ぐことができます。

① Google Search Console(サーチコンソール)

まずは、これ。サイトを運営するなら絶対に外せない、Googleと直接お話をするための公式窓口です。数あるSEOツールの中でも、最も基本であり、最も重要なツールだと言えます。

おすすめポイント

自分のサイトがGoogleにどう見られているか、どんなキーワードで検索されて、何回クリックされたかが、手に取るように分かります。検索結果に表示された回数(表示回数)や、実際にクリックされた回数、そしてその割合(クリック率)まで、細かくデータを確認することができます。また、せっかく書いた記事がGoogleに認識されていない(インデックス未登録)時にも、ここから「記事を書いたので見に来てください」とリクエストを送ることができます。エラーが発生しているページがあれば、通知でお知らせしてくれる機能もあるため、トラブルの早期発見にもつながります。

こんな風に使ってみよう

最初は「検索パフォーマンス」の画面を開いて、自分のサイトがどんな言葉で検索されているのかを眺めるだけでも十分です。「あ、こんな言葉で読者は来てくれているんだな」という発見が、次の記事のヒントになりますよ。慣れてきたら、期間を比較する機能を使って、先月と今月でアクセスがどう変化したかを確認してみるのもおすすめです。地道な作業ですが、続けることで自分のサイトの「クセ」のようなものが見えてきます。

https://search.google.com/search-console

②水鏡SEO診断「SEO簡易診断ツール」

SEO簡易診断ツール[湖と月SEO診断ツール]
水鏡SEO診断「SEO簡易診断ツール」

サーチコンソールは素晴らしいツールですが、データがたくさんある分、「結局、今のサイトはどこを直せばいいの?」と迷ってしまうことも少なくありません。そんな時に、もう少し直感的に、サクッと全体を見渡せるのがこのツールです。

おすすめポイント

タイトルやディスクリプションの抜け漏れ、見出しの順番がおかしくないかなど、SEOで大切な項目をボタン一つで一括診断してくれます。「ここはOK」「ここは直した方がいい」という結果がパッと画面に並ぶので、頭の中にスッと余白ができ、次にやるべき作業に集中できます。専門知識がなくても直感的に操作できるよう設計されているため、SEOに苦手意識がある方にも安心して使っていただけます。

こんな風に使ってみよう

記事をいくつか公開した週末などに、ご自身のサイトURLを入れてみてください。専門用語なしの優しい言葉でエラーを教えてくれるので、難しいことを考えずに、まるでゲームのミッションをクリアするような感覚でサイトを綺麗に整えていけます。定期的に、たとえば月に一度のペースで診断する習慣をつけると、サイトの変化にも気づきやすくなります。

会員登録は不要で、今すぐ無料で使えます。あなたのサイトのURLを入力して、少しだけ「サイトの健康チェック」をしてみませんか?

https://kototsuki.com/tools/seo-checker/

③ Bing Webmaster Tools

Microsoftの検索エンジン「Bing」の公式ツールですが、実は無料の診断ツールとして、とても頼りになる存在です。日本ではGoogleのシェアが圧倒的ですが、Bingからの流入も決して無視できるものではありません。

おすすめポイント

サーチコンソールの代わりになるだけでなく、とても分かりやすい「SEOレポート」機能が付いています。サイトをスキャンして、「H1タグがありませんよ」「ディスクリプションが短すぎますよ」と、具体的な改善点とその理由を優しく教えてくれます。Googleのツールだけでは見えてこない視点からのアドバイスがもらえるのも、このツールならではの魅力です。

こんな風に使ってみよう

サーチコンソールと連携してデータを引き継げるので、登録は数クリックで終わります。「Googleのツールだけだと少し不安だな」という時の、もう一つの目として持っておくと安心です。両方のツールを併用することで、より多角的にサイトの状態を把握できるようになります。

https://www.bing.com/webmasters/

【内部対策】無料SEOツールおすすめ4選

ここからは、ブラウザ(Google Chromeなど)に入れておくと、今見ているページの「裏側」を透視メガネのようにワンクリックで確認できる、ちょっと便利な拡張機能を3つご紹介します。インストールしておくだけで、日々のちょっとした確認作業がぐっと楽になります。

④ SEO META in 1 CLICK

おすすめポイント

いま開いているページのタイトルや見出し(Hタグ)の構成、SNSでシェアされた時の画像設定(OGP)などが、パッと見やすい一覧で表示されます。わざわざHTMLのソースコードを開く必要がなくなるので、日々のちょっとした確認作業がぐっと楽になります。

こんな風に使ってみよう

自分の記事を公開した後の最終チェックにはもちろん、検索上位にいるライバルサイトのページを開いてポチッと押してみてください。「なるほど、こういう見出しの構成で書いているのか」と、こっそり勉強させてもらうことができます。複数のライバルページを見比べることで、自分の記事に足りない視点が見つかることもあります。

https://chromewebstore.google.com/detail/seo-meta-in-1-click/bjogjfinolnhfhkbipphpdlldadpnmhc?hl=ja

⑤Detailed SEO Extension

おすすめポイント

海外でとても人気のある拡張機能です。④の機能に加えて、そのページの中にリンクがいくつあるか、画像に説明文(alt属性)がちゃんと入っているかなど、もう少しだけ踏み込んだことまで確認できます。

こんな風に使ってみよう

ページ内にある「見出し」だけを抜き出して、そのままコピーできる機能が付いています。ライバルの記事の構成をエクセルやスプレッドシートにまとめて分析したい時に、ものすごく時間を節約してくれます。競合分析を効率的に行いたい方には、特におすすめしたい機能です。

https://detailed.com/extension/

⑥ Ahrefs SEO Toolbar

おすすめポイント

有名な有料ツール「Ahrefs」が出している無料機能です。ページがちゃんと表示されるか、別のページに正しく転送されているか(リダイレクト)、検索エンジンに「この記事は無視してね」という指示(noindex)を出していないかなど、技術的な確認をサクッと行えます。

こんな風に使ってみよう

「なぜかこの記事だけ検索に引っかからないな」と思った時に使ってみてください。もしかすると、うっかり検索を拒否する設定になっているかもしれません。そんな技術的な設定ミスを瞬時に見抜いてくれます。原因が分からず悩んでいる時ほど、頼りになるツールです。

https://ahrefs.com/ja/seo-toolbar

⑦ Screaming Frog SEO Spider

これまで紹介したブラウザ拡張機能は「今見ている1ページ」を確認するツールでしたが、Screaming Frogは「サイト全体」をまとめて巡回(クロール)し、内部対策の抜け漏れを一括で洗い出してくれるソフトです。パソコンにインストールして使う、少し本格的なツールになります。

おすすめポイント:サイトのURLを入力してクロールを開始するだけで、全ページのタイトル・見出し(Hタグ)・メタディスクリプション・画像のalt属性・リンク切れ(404エラー)などを一覧で取得できます。ページを1つずつ手作業で確認していく必要がなくなるため、記事数が増えてきたサイトほど威力を発揮します。無料版でも500URLまでクロールできるので、個人や中小規模のサイトであれば無料の範囲で十分に使いこなせます。

こんな風に使ってみよう:サイトリニューアルの前後や、記事数が50本を超えてきたタイミングで一度クロールしてみてください。「実はこのページ、タイトルが重複していた」「画像の説明文が抜けているページがこんなにあった」といった、手作業では気づきにくい抜け漏れが一括で見つかります。定期的な棚卸しのタイミングで使う「サイト全体の健康診断」として活用するのがおすすめです。

Screaming Frog SEO Spider

【キーワード調査】無料SEOツールおすすめ3選

読者がどんな悩みを抱え、どんな言葉を検索窓に打ち込んでいるのか。「検索の向こう側にいる人」の気持ちを探るためのツールです。どんなに良い記事を書いても、誰にも検索されない言葉を選んでしまっては、読者に届きません。まずは需要のある言葉を見つけることが、SEOの第一歩とも言えます。

⑧ Google キーワードプランナー

おすすめポイント

本来はGoogle広告のための機能ですが、キーワード選びの「定番中の定番」です。ある言葉が1ヶ月にどれくらい検索されているか(検索ボリューム)、他にどんな関連キーワードがあるかを教えてくれます。数字として需要を確認できるという点で、他のツールにはない信頼感があります。

こんな風に使ってみよう

記事のテーマを決める時に、「この言葉で検索する人は、本当にいるのかな?」と迷ったら、まずはここに入力してみてください。需要の大きさを数字で確認できるので、誰も読まない記事を書いてしまう失敗を防げます。複数のキーワード候補を並べて比較し、検索ボリュームの大きさから優先順位をつけていくのもおすすめの使い方です。

https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

⑨ ラッコキーワード

おすすめポイント

メインとなる言葉を入力するだけで、Googleなどの「検索候補(サジェスト)」を一瞬で何百件も出してくれます。読者の頭の中にある「知りたいことリスト」を、そのまま覗き見させてもらうようなツールです。

こんな風に使ってみよう

たとえば「SEOツール」と入力すると、「SEOツール 無料」「SEOツール おすすめ」「SEOツール 使い方」といった言葉がずらりと並びます。これらの言葉をヒントにして、「よし、じゃあ無料でおすすめのSEOツールの記事を書こう」と、記事の骨組みを作っていくのが正しい使い方です。出てきた言葉をそのまま見出しの候補にしてしまうのも、効率のよいやり方の一つです。

https://related-keywords.com/

⑩ Google Trends(グーグルトレンド)

おすすめポイント

特定の言葉が検索される回数の「変化」を、波のようなグラフで見せてくれます。季節によって検索が増える言葉や、今まさに世の中で話題になっているトピックを見つけるのに便利です。

こんな風に使ってみよう

2つの言葉を並べて、「どっちの言葉の方が人気があるかな?」と比べる時にとても役立ちます。例えば「引越し」と「転居」なら、どちらの言葉を記事のタイトルに使えばより多くの人に届くか、グラフを見れば一目瞭然です。季節性のあるテーマを扱う場合は、過去のデータを遡ってピークの時期を確認しておくと、記事を公開するタイミングの参考にもなります。

https://trends.google.co.jp/trends/

【表示速度・技術SEO】無料SEOツールおすすめ2選

ページが重くてなかなか開かないと、読者はそっとページを閉じてしまいます。どんなに内容が良くても、表示に時間がかかるだけで離脱されてしまうのは、とてももったいないことです。お店の扉は、スッと軽く開くようにしておくためのツールです。

⑪ PageSpeed Insights

おすすめポイント

Google公式の表示速度チェックツールです。URLを入れると、スマホとパソコンそれぞれの速度を100点満点で採点し、「画像が大きすぎます」「使っていないプログラムがあります」と、具体的な改善点まで教えてくれます。点数という分かりやすい指標があることで、改善の成果も実感しやすくなります。

こんな風に使ってみよう

最初は点数が低くても落ち込む必要はありません。「次世代フォーマットでの画像の配信」など、分かりやすいところ(画像を軽くする、など)から少しずつ手を入れてみてください。点数が上がっていくのを見るのは、意外と楽しいものです。改善前と改善後の点数を記録しておくと、自分の作業の成果が目に見える形で残ります。

https://pagespeed.web.dev/

⑫ GTmetrix

おすすめポイント

同じく速度を測るツールですが、ページの読み込みの順番や、どのファイルが足を引っ張っているかを、より細かくグラフ(ウォーターフォール図)で確認できます。PageSpeed Insightsよりも一歩踏み込んだ、専門的な分析をしたい方に向いています。

こんな風に使ってみよう

PageSpeed Insightsの診断結果だけでは「具体的にどの画像が重いのか分からない」という時に出番です。より専門的に、サイトの引っかかりを一つずつ丁寧に解消していきたい時に役立ちます。二つのツールを組み合わせて使うことで、より確実に表示速度を改善していくことができます。

https://gtmetrix.com/

ツール導入のロードマップ|どの順番で使えばいい?

12個も紹介されると、「結局どれから手をつければいいの?」と迷ってしまいますよね。サイトの育ち具合に合わせて、次のような順番で取り入れていくのがおすすめです。

ステップ

やること

使うツール

Step1:はじめの一歩

まずは自分のサイトの現在地を知る

Search Console/SEO簡易診断ツール

Step2:記事を書く前

需要のあるキーワードを見つける

ラッコキーワード/キーワードプランナー

Step3:公開直後

書いた記事のタイトル・見出しを最終チェック

SEO META in 1 CLICK

Step4:記事が増えてきたら

サイト全体の抜け漏れを棚卸しする

Screaming Frog/Bing Webmaster Tools

Step5:余裕が出てきたら

表示速度を磨き込む

PageSpeed Insights/GTmetrix

サイトのタイプ別|おすすめツールの組み合わせ

同じ「ホームページ」でも、ブログ・ECサイト・店舗のコーポレートサイトでは、力を入れるべきポイントが少しずつ違います。ご自身のサイトタイプに近いものを参考にしてみてください。

ブログ・オウンドメディアの場合

記事の本数が資産になるタイプのサイトです。とにかく「需要のあるテーマで、正しく書けているか」が命綱になります。

  • 軸になるツール:ラッコキーワード(テーマ探し)→ SEO META in 1 CLICK(公開前チェック)→ Search Console(結果の確認)
  • 記事数が増えてきたら、Screaming Frogで過去記事のタイトル重複やリンク切れを定期的に棚卸しすると安心です。

ECサイト・ネットショップの場合

商品ページの数が多く、似たような文言が並びやすいのが特徴です。重複コンテンツやタイトルの使い回しがSEO評価を下げやすいので、内部対策とサイト診断を重めに見ておきたいところです。

  • 軸になるツール:Screaming Frog(全商品ページの棚卸し)→ SEO簡易診断ツール(定期健診)→ PageSpeed Insights(商品画像による表示速度低下のチェック)
  • 商品画像の枚数が多いサイトほど表示速度が落ちやすいため、GTmetrixでの定期点検もおすすめです。

店舗・コーポレートサイトの場合

地域名や業種名などの「地域名×サービス名」で検索されることが多いタイプです。専門的な分析よりも、まず基本を押さえることが優先されます。

  • 軸になるツール:Search Console(登録必須)→ SEO簡易診断ツール(月次健診)→ ラッコキーワード(お問い合わせにつながる言葉探し)
  • 無理に多くのツールを導入せず、まずはこの3つを継続することを優先しましょう。

月次・週次の運用ルーティン例

ツールは「導入して終わり」ではなく、続けることで少しずつ効果が積み上がっていきます。次のようなペースで組み込んでおくと、無理なく習慣化しやすくなります。

頻度

作業内容

使うツール

記事を書く前(都度)

キーワードの需要を確認する

ラッコキーワード/キーワードプランナー

記事公開直後(都度)

タイトル・見出しの最終チェック

SEO META in 1 CLICK

週に1回

表示回数・クリック数の推移を確認する

Search Console

月に1回

サイト全体の健康チェック

SEO簡易診断ツール

3〜6ヶ月に1回

サイト全体の棚卸し・大掃除

Screaming Frog/Bing Webmaster Tools

半年〜1年に1回

表示速度の見直し

PageSpeed Insights/GTmetrix

すべてを几帳面にこなす必要はありません。まずは「週に1回のSearch Console確認」と「記事公開前のチェック」の2つだけでも習慣にできれば、サイトの土台はしっかり整っていきます。

無料ツールを使う上でありがちな失敗

無料ツールは手軽な分、次のような「あるある」の失敗にもつながりやすいので、あらかじめ知っておくと安心です。

  • ツールを入れただけで満足してしまう:診断結果を見て「なるほど」で終わり、実際の修正作業に進まないケース。エラーを見つけたら、その週のうちに1つでも直す習慣をつけましょう。
  • すべてのエラーを完璧に潰そうとして手が止まる:特にScreaming FrogやSearch Consoleは指摘項目が多く出ることがあります。優先度の高いもの(タイトル重複、リンク切れなど)から着手すれば十分です。
  • 複数ツールの数字の違いに振り回される:ツールによって集計方法が異なるため、多少の数字のズレは自然なことです。細かい数字の一致よりも、「傾向」をつかむことを重視しましょう。

【比較表】無料SEOツール12選の機能一覧

それぞれのツールの得意なことを一覧にしました。目的に合わせて、いくつか組み合わせて使うのがおすすめです。すべてのツールを完璧に使いこなす必要はありません。まずは自分の目的に合ったものから、少しずつ取り入れてみてください。

ツール名

キーワード

内部対策

サイト診断

表示速度

無料利用

Search Console

-

-

SEO簡易診断ツール

Bing Webmaster Tools

-

-

SEO META in 1 CLICK

-

-

Detailed

-

-

Ahrefs Toolbar

-

-

Screaming Frog

-

-

○(500URLまで)

キーワードプランナー

-

-

-

ラッコキーワード

-

-

-

Google Trends

-

-

-

PageSpeed Insights

-

-

GTmetrix

-

-

SEO初心者のためのミニ用語集

ツールを使っていると、見慣れない専門用語に出会うことがあります。つまずきやすい言葉だけ、簡単にまとめておきます。

  • 表示回数:自分の記事が検索結果の画面に表示された回数。クリックされていなくてもカウントされます。
  • クリック率(CTR):表示回数のうち、実際にクリックされた割合。タイトルやディスクリプションの魅力度の目安になります。
  • インデックス:Googleが記事の内容を認識し、検索結果に表示できる状態として登録すること。「インデックスされていない」と、そもそも検索結果に出てきません。
  • noindex:「この記事は検索結果に表示しないでください」とGoogleに伝えるための設定。意図せずこの設定が入っていると、記事が検索に出てこなくなります。
  • メタディスクリプション:検索結果でタイトルの下に表示される、記事の要約文。クリック率に影響します。
  • Hタグ(見出しタグ):H1・H2・H3といった、記事の見出しの階層を示すタグ。順番が崩れていると、検索エンジンが内容を正しく理解しにくくなります。
  • 404エラー:ページが見つからない、という状態を示すエラー。リンク切れの代表的なサインです。
  • クロール:検索エンジンのロボットや診断ツールが、サイト内のページを巡回して情報を収集すること。

こんな状態になったら、有料ツールを検討するタイミング

無料ツールで十分に戦えるとお伝えしてきましたが、サイトが育ってくると、次のような「そろそろかな」というサインが出てくることがあります。

  • 競合サイトの被リンク状況を詳しく調べたくなってきた:無料ツールでは自社サイトの内部情報が中心になるため、他サイトとの比較を深く行いたい場合は有料ツールの出番です。
  • 順位の変動を毎日チェックするのが大変になってきた:無料ツールは基本的に手動での確認が中心です。狙っているキーワードの数が増えてきたら、自動追跡機能のある有料ツールで手間を減らすという選択肢が出てきます。
  • Screaming Frogの無料版の500URL制限に頻繁に引っかかるようになった:サイトの規模が大きくなってきた分かりやすいサインです。
  • チームで同じデータを見ながら意思決定したくなってきた:無料ツールは基本的に個人利用が前提のものが多く、チームでの共有機能が弱い傾向があります。

これらに心当たりが出てきたら、それはサイトが順調に育ってきた証拠でもあります。焦って早い段階で有料ツールに手を出す必要はなく、必要になったタイミングで検討すれば十分です。

ツールを使って確認したい「内部リンク」の整え方

紹介した12個のツールの多くは、実は「内部リンク」の状態を確認するのにも役立ちます。内部リンクとは、自分のサイトの中にある記事同士をつなぐリンクのこと。読者の回遊率を高めるだけでなく、検索エンジンに「このページは重要ですよ」と伝える役割も果たします。

  • Screaming Frogでクロールすると、どのページからどのページへリンクが貼られているかが一覧で分かります。「どのページからもリンクされていない孤立したページ(オーファンページ)」を見つけるのに特に便利です。
  • Search Consoleの「リンク」レポートでも、サイト内でよくリンクされているページの傾向を確認できます。
  • 新しい記事を書いたら、関連する過去記事から1〜2本、リンクを貼る習慣をつけるだけでも、サイト全体の評価は少しずつ底上げされていきます。

孤立したページを見つけたら、関連する他の記事の中に自然な形でリンクを差し込んであげましょう。読者にとっても「次に読む記事」が見つかりやすくなり、回遊率の改善にもつながります。

モバイル対応・スマホ表示のチェックポイント

今や検索エンジンは、パソコン版よりもスマートフォン版のサイトの表示を優先して評価する「モバイルファーストインデックス」という仕組みを採用しています。パソコンでは綺麗に見えていても、スマホで見ると崩れている、というケースは意外と少なくありません。

  • PageSpeed Insightsは、スマホとパソコンそれぞれの点数を別々に採点してくれます。もしスマホ側の点数だけが極端に低い場合は、優先して手を入れるべきポイントです。
  • 実際にご自身のスマートフォンでサイトを開き、「文字が小さすぎないか」「ボタンが指で押しにくくないか」「表を横スクロールしないと読めないほど崩れていないか」を、月に一度は目視で確認する習慣をつけましょう。ツールの数値だけでなく、実際に自分の手で触ってみる感覚も大切にしてください。

構造化データ(スキーマ)の基礎知識

「構造化データ」または「スキーマ」と呼ばれる仕組みは、記事の内容を検索エンジンにより正確に伝えるための、いわば「ラベル付け」のようなものです。専門的に聞こえますが、基本を知っておくだけでも損はありません。

  • 例えば、レシピ記事に構造化データを設定すると、検索結果に調理時間やカロリーが表示されることがあります。FAQ形式の記事であれば、質問と回答が検索結果にそのまま表示される「リッチリザルト」として扱われることもあります。
  • 構造化データの設置には専門的なコードの知識が必要になる場合が多く、無理に自力で実装しようとして表示崩れを起こしてしまうケースも見られます。まずは今回ご紹介したツールでの基本対策を優先し、余力が出てきたら専門家に相談する、という順番でも十分です。

地域ビジネスのための「ローカルSEO」の視点

滋賀県内をはじめ、地域に根ざしたビジネスを展開されている方にとっては、「地域名×サービス名」(例:「大津市 カフェ」「草津 工務店」)といった検索への対応も欠かせません。今回ご紹介したツールは、こうしたローカルSEOにも活用できます。

  • ラッコキーワードGoogleキーワードプランナーで、「地域名+サービス名」の組み合わせでどれくらい検索されているかを確認してみましょう。
  • Search Consoleの検索パフォーマンスで、実際にどんな地域名を含む言葉で自分のサイトが検索されているかを確認できます。想定していなかった地域名で検索されていることに気づくこともあります。
  • 記事のタイトルや見出しに、不自然にならない範囲で地域名を含めることも、地域のお客様に届けるための小さな工夫のひとつです。

競合サイトを分析する具体的な3ステップ

自分のサイトの改善点は、意外と競合サイトと見比べることで見えてくることがあります。今回ご紹介したツールだけでも、簡単な競合分析は十分に行えます。

  1. 狙っているキーワードで実際に検索してみる:上位に表示されているサイトが、どんな見出し構成で書いているかを確認します。
  2. SEO META in 1 CLICKやDetailedで、上位サイトのタイトル・見出しの付け方を確認する:自分の記事に足りない切り口が見えてくることがあります。
  3. ラッコキーワードで、上位サイトがカバーしていそうな関連キーワードを洗い出す:もし自分の記事に含まれていない重要な視点があれば、追記を検討します。

競合サイトの文章をそのまま真似ることは避けるべきですが、「読者がどんな疑問を持って検索しているか」を知るヒントとして活用するのは、健全なSEO対策のひとつです。

順位が下がった・アクセスが減った時のトラブルシューティング

コツコツと運用していても、ある日突然アクセスが減ってしまうことがあります。慌てず、以下の順番で確認してみてください。

確認すること

使うツール

チェックポイント

インデックスから外れていないか

Search Console

「ページ」レポートでエラーや除外の表示がないか

うっかりnoindex設定になっていないか

SEO META in 1 CLICK/Ahrefs Toolbar

該当ページのメタタグを確認

リンク切れや表示エラーが発生していないか

Screaming Frog

サイト全体をクロールしてエラーを一覧化

表示速度が急に悪化していないか

PageSpeed Insights

過去の点数と比較

検索順位そのものが落ちていないか

Search Console

「検索パフォーマンス」で該当キーワードの掲載順位を確認

多くの場合、原因は「うっかりミス」であることが少なくありません。焦らず一つずつ確認していけば、原因の特定にたどり着けるはずです。どうしても原因が分からない場合は、無理に自己判断せず、専門家に相談するのも一つの手です。

無料SEOツールに関するよくある質問(FAQ)

Q. SEOツールは無料のものだけで十分ですか? A. はい、ブログや中小規模のサイト、あるいはSEOを始めたばかりの頃であれば、無料ツールだけでも十分に戦えます。基本的なエラーチェックやキーワード選びは、無料でもしっかりカバーできますよ。まずは無料ツールで基礎を固め、必要性を感じてから有料ツールを検討するという順番でも、決して遅くはありません。

Q. 有料ツールとの違いは何ですか? A. 主な違いは、「一度に見られるデータの量」や「ライバルサイトの詳しい分析」、そして「順位を自動で追跡してくれる機能」があるかどうかです。無料ツールを使っていて「もっと細かく分析したいな」と感じた時が、有料ツールを検討する良いタイミングです。最初から有料ツールに手を出す必要はありません。

Q. 初心者はまず、どれから使えばいいですか? A. まずはGoogle公式の「Search Console」への登録が必須です。そのうえで、記事を書くためのヒントをもらう「ラッコキーワード」、そしてサイトのエラーを優しく教えてくれる水鏡SEO診断「SEO簡易診断ツール」。この3つから少しずつ慣れていくのがおすすめです。すべてを一度に覚えようとせず、一つずつ手を動かしながら理解を深めていきましょう。

Q. ツールを使う頻度の目安はありますか? A. サイト診断ツールは月に一度程度、Search Consoleは週に一度程度のペースで確認する方が多いようです。キーワード調査ツールは、新しい記事を書く前や、テーマに迷った時に使うのが基本の使い方になります。無理のない範囲で、続けられるペースを見つけていただくのが一番です。

Q. Screaming Frogは何ページくらいのサイトから使うべきですか? A. 明確な決まりはありませんが、記事数が50本を超えてくると、手作業でのチェックが大変になってきます。そのタイミングで一度クロールしてみて、タイトルの重複やリンク切れがないかを棚卸しするのがおすすめです。無料版でも500URLまで対応できるので、多くの中小規模サイトはこの範囲内でカバーできます。

Q. 複数のツールを併用する際、何に気をつければいいですか? A. ツールごとに集計方法が異なるため、表示回数や順位の数字が完全には一致しないことがあります。数字の細かい違いに一喜一憂するよりも、「先月より良くなっているか」「どのページに課題がありそうか」という傾向をつかむことを優先しましょう。

Q. スマホとパソコンで、表示速度の対策は分けて考えるべきですか? A. はい、PageSpeed Insightsではスマホとパソコンの点数が別々に表示されます。今はスマホからのアクセスが中心のサイトが多いため、スマホ側の点数を優先して改善していくのがおすすめです。

Q. 構造化データ(スキーマ)は自分で設定すべきですか? A. 専門的なコードの知識が必要になる場合が多いため、無理に自力で実装しようとすると表示崩れなどのリスクがあります。まずは今回ご紹介した基本的なツールでの対策を優先し、余力が出てきたタイミングで専門家に相談する、という進め方でも十分です。

Q. 地域名を記事タイトルにたくさん入れた方が有利ですか? A. 不自然に詰め込みすぎると、かえって読みにくく、検索エンジンからの評価も下がる可能性があります。読者にとって自然な文脈の中で、地域名を1〜2回ほど含める程度を意識するとバランスが取りやすいです。

Q. アクセスが急に減った時、まず何を確認すればいいですか? A. まずはSearch Consoleで、該当ページがインデックスから外れていないか、うっかりnoindex設定になっていないかを確認しましょう。次にScreaming Frogでサイト全体のエラーを洗い出し、最後に表示速度を確認する、という順番がおすすめです。多くの場合、原因は設定ミスなど身近なところにあります。

まとめ:目的別に使い分けて、サイトをじっくり育てていこう

今回は、目的別におすすめの無料SEOツールを12個ご紹介しました。

たった一つで全てが完璧になる魔法のツールはありません。以下のように組み合わせて使うのが、一番の近道です。

  • サイト診断:Search Console・水鏡SEO診断「SEO簡易診断ツール」・Bing Webmaster Tools
  • 内部対策:SEO META in 1 CLICK・Detailed・Screaming Frog
  • キーワード調査:ラッコキーワード・キーワードプランナー
  • 速度改善:PageSpeed Insights・GTmetrix

SEOは、すぐに結果が出るものではありません。しかし、ツールを使って正しく手入れをしてあげた分だけ、サイトは確実に、あなたの代わりに働いてくれる大切な資産になっていきます。焦らず、一つひとつのツールと向き合いながら、自分のペースで育てていってください。

まずは、ご自身のサイトが今どんな状態なのか、水鏡SEO診断「SEO簡易診断ツール」でサクッと健康チェックをするところから始めてみてくださいね。

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