滋賀のホームページ制作ブログ

近江一宮・建部大社へ。あたらしい「はじまり」を、胸に

最終更新:2026年04月12日

近江一宮・建部大社へ。あたらしい「はじまり」を、胸に

雲ひとつない、気持ちのいい晴れの日でした。
瀬田川の風に吹かれながら、近江一宮・建部大社まで。

湖と月デザインという新しくホームページ制作の仕事をはじめるにあたって、まずはこの土地にご挨拶にいきたかったんです。

……なんて、少し格好よく書きはじめてしまいましたが、実をいうと、ちょっとした秘密があります。

本当は、別の神社へ向かうはずだったんです。
でも、電車の行き先を、うっかり間違えてしまいました。

まちがえたのに、あっていた。

降り立った駅で一瞬戸惑ったけれど、境内の木漏れ日がゆれるのを見たとき、ふと思ったんです。

「ああ、今日はこっちに呼ばれたんだな」と。

予定通りにいかないことも、遠回りしたからこそ出会える景色も。

これから始まる仕事の、いい予行演習になった気がします。

ここ建部大社は、かつて源頼朝が「再起」を願った場所でもあります。

伊豆へ流される途中に立ち寄り、のちに源氏の再興を叶えた場所。

滋賀で新しく旗を立てようとしている今の私にとって、これほど心強い場所はありません。

間違えたつもりが、実はしっくり来ていた。
そんな不思議なご縁を感じながら、ゆっくり、ゆっくり、境内を歩きました。

心の中に、そっと置いてきたこと。

拝殿の前で手を合わせながら。
神様に何かを約束するというよりは、これからの自分はどうありたいか。

胸ので、三つのことを心に秘めてきました。

ごまかさない、真摯な仕事。

ホームページは、公開して終わり、ではありません。お客さんの大切な「らしさ」を預かる立場として、表からは見えないコードの一行にまで、誠実でありたい。これまで培ってきた技術を、嘘のない仕事として、この地に還していきます。

言葉の、その先をきく。

効率とか、スピードとか、そういうものに流されず、私は「対話」を大事にしたい。お客さんが口にする言葉の奥にある、ちょっとした不安や、まだ形にならない「こうしたい」という願い。そこをちゃんときくことでしか、体温の宿ったデザインは生まれないと思うからです。

利益よりも、まず「ひと」を。

数字を追うだけの道具をつくるのではなく、その商売に関わる「ひと」が、ちょっとうれしくなる形を考えたい。使うひとの手触りや体温が伝わるような、あたたかいデジタル表現をどこまでも追いかけていきます。

湖と月デザイン、はじまります。

お参りを終えて境内を出るころには、なんだか視界がすうっと明るくなって、心地よい緊張感が残っていました。

かつての頼朝の祈りが、新しい時代を切り拓く力になったように。 私がつくるホームページも、お客さんの商売が、未来へつながっていくための「祈り」のような存在になれたらいいな、と思います。

滋賀のみなさんと一緒に、あたらしくて、なつかしいような物語を紡いでいけるのが、今から楽しみでなりません。

焦らず、気負わず、まずは目の前の一歩から。

湖と月デザイン、はじまります。

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