こんにちは、湖と月デザインです。
お店でレジに並んで、財布を出して、お会計を済ませる。あの最後の数十秒が、もたついたり、分かりにくかったりすると、せっかくの「いい買い物」が、ほんの少し残念な思い出になってしまうことがあります。
ECサイトも、きっと同じです。商品の写真がすてきで、説明も心に響いて、「これください」とカートに入れてもらえた。そのあとの購入手続きまで、気持ちよく進めてこそ、いい買い物になる。私たちは、そう思っています。
ちょうどいま、ECプラットフォーム「Shopify」から、その「最後の数十秒」にかかわるニュースが続いています。この記事では、そのニュースを読み解きながら、ECサイトの「買いやすさ」をどうつくっていくかを、考えてみます。
※この記事は、2026年10月11日時点の情報をもとにしています。
この記事のポイント
- Shopifyのチェックアウト拡張機能5つで、転送サイズが40.5〜84.4%減、読み込み時間は中央値で約8%短縮(「85%速くなった」ではありません)
- 2026年9月28日には、AIエージェントがShopifyの店舗で購入を完了できる仕組みも発表されました
- 日本のEC利用者の67.0%が、表示の遅さを理由にサイトを離れた経験があります(Repro調査)
- 買い物かごを放棄する人は、平均70.22%。理由の多くは、サイトのつくり方で変えられるものです
- 「Shopify単体」と「Shopify+microCMS」は、デザインの自由度と手間のバランスで選びます
- いまのサイトを見直すなら、表示速度と、検索まわりの基本を、まず測ってみるのがおすすめです
Shopifyのチェックアウト拡張機能が、最大84.4%軽くなった
何が起きたのか
2026年10月9日、技術ニュースサイトのInfoQが、Shopifyのエンジニアリングブログの内容を取り上げました。元になったのは、2026年7月16日に公開されたShopifyの技術記事です。

購入手続きのページ(チェックアウト)に表示される「拡張機能」のうち、アクセスの多い5つを、新しい仕組みに移行しました。ReactからPreactへ、そしてPolaris Web Componentsへ。専門的な言葉ですが、ざっくりいうと、「サイトを動かすためのプログラムを、より軽い部品に入れ替えた」ということです。結果は、次のとおりです。
拡張機能 | 転送サイズの削減率 |
payment-icons(支払い方法のアイコン表示) | -84.4% |
static-content | -54.1% |
dynamic-content | -45.2% |
custom-field | -44.6% |
line-item-actions | -40.5% |

読み込みにかかる時間(Extension Load Time)も、チェックアウトの件数で重みづけした値で、中央値が約8%、90パーセンタイルが約7%短くなりました。
参照
- Shopify Engineering|Upgrading Checkout Blocks app to Polaris Web Components
- InfoQ|Shopify Migrates Checkout Extensions to Web Components
「85%」の読み方に、ご注意を
ニュースの見出しだけ見ると、「Shopifyのチェックアウトが85%軽くなった」と読めてしまいますが、そうではありません。
- 対象は、チェックアウトに表示される拡張機能のうち、5つです。
- いちばん大きく減ったのは支払いアイコンの表示で、-84.4%。いちばん小さいものは-40.5%です。
- 減ったのは「転送サイズ」(ダウンロードする量)で、購入ページ全体の表示速度が85%速くなった、という意味ではありません。
- 読み込み時間の改善は、中央値で約8%です。
数字だけ見ると、速さの改善は「劇的」というより、「確実に、少し」です。それでも、毎日たくさんの人が通る購入ページで、じわじわ効いてくる改善だと思います。目立たない場所を、こつこつ整える。そういう仕事は、とても好きです。
そもそも「バンドルサイズ」って、何?
バンドルサイズとは、ざっくりいうと、Webサイトの機能を動かすために、ひとまとめにされたプログラムの容量のことです。
荷物を運ぶ場面を想像してみてください。必要なものがコンパクトにまとまっていれば、運ぶ量が減ります。Webサイトも同じで、ブラウザに読み込ませるプログラムが軽ければ、ダウンロードや処理の負担を減らせる可能性があります。Shopifyの技術記事では、拡張機能1つあたりの容量に、64KB(gzip圧縮後)という上限が設けられたことも紹介されています。以前は約100〜112KBだったので、ずいぶん小さくまとまった計算です。
ただし、実際の表示速度には、通信環境、画像の容量、サーバーの応答など、いろいろな要素が関わります。プログラムが軽くなったからといって、すべてが速くなるわけではありません。ここでお伝えしたいのは、「見えない裏側を整えることも、使いやすさにつながる」ということです。
表示速度は、離脱にどれくらい関わる?
先ほどの軽量化は、読み込み時間が中央値で約8%短くなった、という話でした。数字だけ見ると小さな改善ですが、お客さまの気持ちの側から見ると、この「少し」は、どのくらいの意味を持つのでしょうか。日本のECサイト利用者に聞いた調査から、見てみます。
3人に2人は、遅さを理由にサイトを離れた経験がある
Repro株式会社が、直近1カ月以内にECサイトを利用した15〜69歳の男女1,200名に行った調査(2024年12月実施、2025年3月公表)では、表示速度の遅さを理由にサイトから離脱した経験がある人は67.0%、買い物を諦めた経験がある人は53.4%でした。

離脱した理由(複数回答)は、「ページの表示速度が遅い」が69.5%、「ページの操作が反応しづらかった」が43.5%、「広告やポップアップが多く、操作が妨げられた」が25.3%。遅さだけでなく、「触ったときの反応」や「邪魔をされる感じ」も、離れる理由になっています。
参照
ECのミカタ|表示速度の遅さを理由に7割がサイトから離脱、5割が購入を断念 Repro調査
「遅い」と感じるのは、3秒から

ギャプライズが、日常的にECサイトで購入する20〜60代の1,012名に行った調査(2025年11月)では、ECサイトの表示が「遅い」と感じる時間は、3秒以上と答えた人が63.9%でした。そのうち、4秒以上を「遅い」と答えた人は34.0%。2秒で「遅い」と感じる人も、21.0%います。

さらに気になるのは、買えたあとの気持ちです。遅いECサイトを使った後、「商品や販売元への信頼感が下がる」と答えた人が28.1%、「商品は買うが、そのサイトはもう使いたくない」が21.4%いました。遅さは、その場で買うか買わないかだけでなく、次にまた来てくれるかどうかにも、響くのかもしれません。
参照
ネットショップ担当者フォーラム|ギャプライズ調査(2025年11月)
数字の読み方と、私たちの見立て
これらは、利用者へのアンケートで、自己申告の回答です。実際のアクセスデータで、秒数ごとの離脱率を測った結果ではありません。また、調査ごとに対象者や聞き方が違うので、数字を単純に比べることもできません。「何秒を超えたら、何%が離れる」と言い切れる材料ではない、という点には注意が必要です。
それでも、複数の調査から、日本のEC利用者の多くが、遅さを理由に離脱や購入の断念を経験していることは読み取れます。そして、3秒を超えたあたりから「遅い」と感じる人が多数派になる、という目安もありそうです。
お店で、レジが混んでいるとき、店員さんが「お待たせしました」と声をかけてくれると、ほっとしますよね。サイトの表示の速さは、その「お待たせしません」という気持ちを、言葉ではなく、動きで伝えるものだと思います。Shopifyの今回の約8%は、小さな一歩かもしれませんが、そういうおもてなしの積み重ねだと考えています。
AIが、購入手続きを進める時代が近づいている
2026年9月28日の発表
TechCrunchなどの報道によると、2026年9月28日、ブラウザの中で動くAIエージェントが、Shopifyの店舗で購入を完了できるようになることが発表されました。

これまでは、商品を探して、カートに入れるところまででした。新しい仕組みでは、エージェントがチェックアウトの内容を読み取り、配送先や配送方法を更新して、購入者が承認したあとに注文を確定できます。Shop Payの取引も対象で、「対象となるすべてのShopify加盟店」に、順次提供されるとのことです。
記事では、Amazonがユーザーに代わるAIエージェントの購入をブロックしていると紹介されています。Shopifyは、それとは逆の方向に進んでいる、という位置づけです。
じつは、6月から続いている流れだったり
この動きは、突然ではありません。
2026年6月に発表された「Spring '26 Edition」(150以上の新機能を含む)でも、Shopifyは「エージェンティックコマース」(AIを通じた買い物)を大きな柱にしていました。「Agentic Storefronts」という仕組みで、ShopアプリのほかChatGPT、Microsoft Copilot、Google AI Mode、Geminiなどでも商品を販売できるようにする。管理画面では、そうしたAIチャネルの状況や、自社の商品がAI検索で表示されているかどうかを確認できる、と紹介されています(Shopify Japanの発表)。
6月は「AIの中で商品を見つけてもらう」ための準備、9月末は「購入手続きまで進められる」ための準備、と並べて見ることもできそうです。ただし、日本での提供範囲は、記事では明示されていませんでした。
参照
- TechCrunch|Shopify opens checkout to browser-based AI agents
- The Paypers|Shopify extends WebMCP support to checkout for AI agents
- MarkeZine|Shopify Japan、AI機能やエージェンティックコマースを拡充した最新アップデートを発表(2026年6月19日)
※日本の加盟店に、いつ、どの範囲で提供されるのかは、確認できませんでした。実際の利用状況を示す数字も、報道には載っていません。以降は、私たちの見立てです。
このニュースから、私たちが考えたこと
1. 「買いやすさ」を考える相手が、増えるかもしれない。これまで購入手続きは、人が目で見て、指で押して進めるものでした。これからは、AIが代わりに読み取って進める場面も出てきます。人にとって迷いにくいことと、AIにとって読み取りやすいことは、実はよく似ています。入力項目が整理されていて、配送や支払いの選択肢がはっきりしている。そういう購入手続きは、どちらにも優しいはずです。
2. 商品の基本情報を、きちんと整えておくことが、これまで以上に大切になる。AIが商品を選ぶ場面では、人のように写真の雰囲気や、ページの空気感で判断するわけではありません。内容量、産地、保存方法、配送条件といった情報が、文章としても、データとしても整っているかどうかが、効いてくるように思います。「背景」や物語が大事な商品でも、基本の情報は正確に、分かりやすく置いておく。それが土台になります。
3. それでも、「選ばれる理由」は、人の心に届く言葉と写真に残る。AIが購入を代行するようになっても、「誰かへの贈り物にしたい」「あのお店のものが食べたい」という気持ちは、人の中から生まれます。生産者さんのストーリーや、おいしそうな写真は、なくなりません。むしろ、「整った情報」と「心に残る表現」の両方を持つお店が、強くなると考えています。
2つのニュースを並べてみると、Shopifyは、購入手続きを「速く、軽く」するだけでなく、「人以外の相手にも開く」方向へ動いているように見えます。
「買いやすさ」とは、購入までの流れ全体をデザインすること
カゴ落ちは、買い物かごに入れた人の約7割
ECサイトでは、商品ページを見て「これ、欲しい」と思ってもらうことが大切です。でも、そこはゴールではありません。お客さまはそのあと、カートに入れて、配送先を入力して、支払い方法を選んで、注文を確定します。

この途中で、お客さまはどのくらい離れてしまうのでしょうか。Baymard Instituteが50件の調査をまとめた平均値では、買い物かごを放棄する割合は70.22%です。

理由を見ると、「チェックアウトの手続きが長い・複雑」が17%、「アカウント作成を求められた」が18%、「サイトのエラー・クラッシュ」が17%。購入ページのつくり方で、変えられるものが並んでいます。
これは米国の調査なので、日本のECにそのまま当てはまるとは限りません。それでも、「最後の最後で、負担を感じさせてしまう」ことが、離脱につながりうるという点は、見逃せないと思います。
参照
Baymard Institute|Cart Abandonment Rate Statistics
湖と月デザインが考える、「見えない部分のデザイン」
デザインというと、色や写真、文字の配置など、目に見える部分を思い浮かべる方が多いと思います。もちろん、それらはとても大切です。でも、私たちが考えるデザインは、それだけではありません。
- ページがスムーズに表示されること
- 必要な情報を、すぐに見つけられること
- 迷わず、購入手続きを進められること
- スマートフォンでも、ストレスなく操作できること
- お店の側も、無理なく管理・運用できること
こうした目に見えにくい部分が、サイトを使う人の体験をつくっています。お客さまが意識しなくても、自然に使いやすい。そんなECサイトには、見た目と技術の、両方への目配りが欠かせません。今回のShopifyの改善も、まさにその「見えない部分のデザイン」のひとつだと思います。
Shopify+microCMSという組み合わせ
見た目も、使いやすさも、運用のしやすさも整えたい。そのための選択肢として、「商品と購入手続きはShopify、読み物やお知らせはmicroCMS」という組み合わせがあります。
どういう仕組み?
Shopifyは、商品の管理から、カート、購入手続きまでを担う、ECの土台です。一方、microCMSは、ブログやお知らせなどの「コンテンツ」を管理する、日本のヘッドレスCMS(中身の管理に特化した仕組み)です。
Shopifyには「Storefront API」という仕組みがあり、商品やカート、ブログ、ページなどを取り出して、好きなデザインのサイト(フロントエンド)をつくれます。管理画面では価格や在庫を管理しつつ、お客さまが見る部分は、自由にデザインできる。これが「ヘッドレス」という考え方です(Shopify公式ドキュメントによる)。そこへ、読み物の部分だけmicroCMSをつなぐ、という構成です。
参照
Shopify単体と、並べて比べてみる
比べるところ | Shopify単体 | Shopify+microCMS |
読み物(ブログ・ページ) | Shopifyのブログ・ページ機能で管理できる | microCMSで項目から設計して管理する(生産者ストーリー、レシピ、季節のお知らせなど) |
デザインの自由度 | テーマ(Shopifyの標準の仕組み)をベースに整える。変えられる幅は、テーマのつくりに左右される | テーマに縛られず、サイトを一からデザインできる。レイアウトや動きまで、ブランドの世界観に合わせてつくれる |
更新の担当 | 商品も文章も、同じShopify管理画面 | 商品はShopify、文章はmicroCMSと、入力する場所を分けられる |
表示の軽さ | テーマとアプリの構成に左右される | サイトを一からつくるので、設計の段階から配慮できる(結果は、つくり方しだい) |
初期の手間 | 少ない。早く始められる | 開発の工程が増える |
費用 | microCMSの費用はかからない | microCMSの月額がかかる(Hobby 0円、Team 4,900円〜・税抜)+開発費 |
運用で気にすること | 管理する場所は1つ | 管理する場所が2つ。ルールづくりが大切 |
向いているケース | まず手軽に始めたい。商品数や読み物が多くない | 商品数が多い。読み物を育てて、ブランドの世界観を丁寧に見せたい |
「テーマに縛られず、サイトを一からつくれる」というのは、デザインの自由度が高い、ということです。Shopify公式ドキュメントでも、ヘッドレスの構成ではフロントエンドのツールを自由に選べ、独自のページやショッピング体験をつくれると説明されています。写真や物語で「食べてみたい」と思ってもらいたい特産物のような商品ほど、この自由さが活きてきます。ただし、自由に決められる分、つくる手間もかかります。
※費用はmicroCMS公式の料金ページ(2026年10月時点)をもとにしています。開発費は、サイトの規模や内容によって変わります。
気をつけたいこと
- 自由度が高い分、つくる手間と費用がかかる:ヘッドレスの構成は、Shopifyのテーマをそのまま使うよりも、開発の工程が増えます。
- 管理する場所が2つになる:商品はShopify、読み物はmicroCMS。運用ルールを決めておかないと、かえって迷う原因になります。
- 無料プランには上限がある:Hobbyプランは、データ転送量が月20GBで、超えるとAPIが止まります(Teamプランは月200GBで、超過分は従量課金)。商用では、余裕のあるプランを検討するのが安心です。
- Shopify標準の機能で足りることも多い:Shopifyにも、ブログやページの機能があります。商品数が少なく、読み物も多くないなら、標準のままで十分な場合もあります。
どちらがよい、という話ではありません。商品がたくさんあって、ブランドの世界観を丁寧に見せたい。読み物を育てていきたい。そんな場合は、この組み合わせが合うことがあります。逆に、まずは早く、手軽に始めたいなら、Shopifyの標準機能がよい場合もあります。事業者さんの規模や担当の方の体制に合わせて、一緒に選びます。
※購入手続き(チェックアウト)をどう扱うかは、構成や設定によって変わります。ヘッドレスにする場合は、事前の確認が必要です。
いま運営しているECサイト、見直してみませんか?
サイトの動きが気になったとき、すぐにリニューアルを考える必要はありません。まずは、現状を確かめるところから始められます。
見直しのチェックリスト
- PageSpeed Insightsなどのツールで、ページの表示速度を測ってみる
- スマートフォンで、商品を選んで購入手続きの最後まで、実際に試してみる
- 使っていないアプリやスクリプトがないか、確認する
- 商品ページから購入完了までの流れを、お客さまの目線でたどり直す
- 速さだけでなく、「迷う場所」がないかも確認する
速さと、「見つけてもらいやすさ」を、両方点検する
表示の速さは、PageSpeed Insightsのようなツールで数字として確かめられます。あわせて、商品ページのタイトルや説明文、見出しの順番など、検索で見つけてもらうための基本が整っているかも見ておくと、「見つけてもらう」と「買ってもらう」の両方を点検できます。
私たち湖と月デザインが開発した水鏡SEO診断は、URLを入れるだけで、タイトルやディスクリプションの抜け漏れ、見出しの順番などを、日本語で一括チェックできる無料のツールです(会員登録は不要)。表示速度を測るツールではないので、速さはPageSpeed Insights、検索まわりの基本は水鏡SEO診断、と使い分けてみてください。
外す前に、確認しておきたいこと
Shopifyのアプリやチェックアウトの機能は、それぞれ役割や仕組みが違います。何でも外せばよいわけではありません。必要な機能を残しながら、整えていくことが大切です。
なお、今回の移行の背景には、2026年10月1日以降、2026-01より前のバージョンの拡張機能を含むアプリは、新たに公開できなくなったという事情があります(Shopifyの技術記事による)。お使いのアプリが最新の仕様に対応しているかは、提供元の案内を確認しておくと安心です。
「なんとなく使いにくい」を、そのままにしない。そんな小さな見直しが、ECサイトの改善につながるかもしれません。
よくある質問
Shopifyのチェックアウトは、本当に85%速くなったのですか?
いいえ。85%に近い数字は、チェックアウトの拡張機能5つのうち、支払いアイコンの表示の「転送サイズ」の削減率(84.4%)です。5つの削減率は40.5〜84.4%で、読み込み時間の改善は中央値で約8%でした。購入ページ全体が85%速くなったという意味ではありません。
AIエージェントによる購入は、日本のShopifyのお店でも使えますか?
報道では「対象となるすべてのShopify加盟店に順次提供」とされていますが、日本での提供時期や範囲は確認できませんでした。Shopifyの公式案内や、管理画面のお知らせで確認するのが確実です。
ShopifyとmicroCMSは、どんなときに組み合わせるのがよいですか?
商品数が多く、生産者のストーリーやレシピなどの読み物を育てながら、ブランドの世界観を丁寧に見せたいときに向いています。逆に、早く手軽に始めたい場合や、商品数も読み物も多くない場合は、Shopify単体で十分なこともあります。
表示が遅いと、どのくらいのお客さまが離れてしまうのですか?
日本のEC利用者へのアンケートでは、表示の遅さを理由にサイトから離脱した経験がある人が67.0%、買い物を諦めた経験がある人が53.4%でした(Repro調査)。ただし、自己申告の回答で、秒数ごとの実際の離脱率ではありません。
ECサイトの表示速度は、どうやって測ればいいですか?
PageSpeed Insightsなどの無料のツールに、ページのURLを入れると測れます。商品ページだけでなく、カート、購入手続きまでの流れも、スマートフォンで実際に試してみるのがおすすめです。
ECサイトの制作や、見直しの相談はできますか?
はい。湖と月デザインでは、ECサイトの設計から制作、公開後の運用まで、事業者さんの状況に合わせてご相談を受けています。まだ何も決まっていない段階でも、現状のサイトを一緒に見直すところからでも、大丈夫です。
使いやすさは、見えないところにも宿る
ECサイトは、きれいにつくるだけでなく、訪れた人が安心して商品を選び、気持ちよく買い物を終えられることも大切です。
今回のShopifyのニュースは、チェックアウトの拡張機能5つで、転送サイズが40.5〜84.4%減り、読み込み時間が中央値で約8%短くなった、という話でした。そしてその先に、AIが購入手続きを進める時代も見えてきました。技術がどう変わっても、「使う人のことを考えてつくる」という、いちばん大事なところは変わらないと思っています。
見えるところも、見えないところも。お客さまが、レジの前で、ふっと笑顔になれるように。
長く使ってもらえるECサイトを湖と月デザインは、これからもつくっていきます。ECサイトの見直しやご相談はお気軽にどうぞ。

