こんにちは。湖と月デザインです。
「LPを作りたいけど、いくらかかるんだろう?」
このご相談、本当によくいただきます。検索すると「10万円〜」「30万円〜」「50万円〜」と数字がバラバラに出てきて、余計に迷ってしまいますよね。
同じ「LP制作」でも、何をどこまでお願いするかで費用はまったく変わります。デザインだけなのか。文章や構成も一緒に考えるのか。写真撮影まで含むのか。そして何より、そのLPを何のためにつくるのか。費用の目安から、制作の流れ、そして「せっかく作ったのに使われないLP」にしないための考え方まで、今日はまとめて書いてみます。
飲食店のLP制作費用、相場はどれくらい?
まず気になるのが、制作費用だと思います。飲食店のLP制作は、ざっくり分けると次のような価格帯で考えられます。
費用の目安 | どんな制作か |
10万円前後〜 | テンプレートなどを活用して、必要最低限のLPをつくるケース。文章や写真などの素材がすでに揃っていて、「まずは1ページのサイトがあればいい」という場合に向いています。 |
20〜40万円前後 | オリジナルのデザインで、構成や導線なども考えながらつくるケース。お店の雰囲気に合わせたデザインや、そのお店のためのページをつくりたい場合に向いています。 |
40〜80万円前後 | 構成やデザインだけでなく、文章の整理や写真、ブランドの見せ方なども含めて、ページ全体を設計していくケース。 |

もちろん、これはあくまで目安です。制作会社によって料金設定は違いますし、ページの内容や写真撮影、原稿制作、予約システムなど、どこまで依頼するかによっても変わります。金額だけを見て「高い・安い」と判断するのは、少し難しいところです。
費用に差が生まれる7つのポイント
「LP1ページなのに、どうしてこんなに値段が違うんだろう」と思ったことがある方もいるかもしれません。理由のひとつは、「何をつくるか」だけではなく、「どこまで考えてつくるか」が違うからです。具体的には、次のようなポイントで費用が変わってきます。
ポイント | 費用に影響する理由 |
デザインの方向性 | テンプレートを使うのか、オリジナルでデザインするのかによって、設計にかかる時間が変わります。 |
原稿(文章)の制作範囲 | 文章はお店側で用意するのか、制作側でヒアリングしながら考えるのかによって、工数が変わります。 |
写真・撮影の有無 | 手元にある写真を使うのか、新しく撮影するのかによって、費用の幅が大きく変わります。 |
構成設計の深さ | ページの構成(何をどの順番で見せるか)を誰が考えるのかによって、設計にかかる時間が変わります。 |
導線設計 | 予約や問い合わせまでの導線をどこまで詰めて設計するかによって、細部の作り込みが変わります。 |
コーディング・実装の複雑さ | アニメーションや予約システムとの連携など、実装が複雑になるほど費用は上がります。 |
公開後の運用 | 公開して終わりにするのか、その後の更新や改善までサポートしてもらうのかによって、契約内容も変わってきます。 |
LPの費用は「1ページだから〇万円」と単純に決まるものではありません。その1ページをつくるために、どこまで準備して、どこまで設計するか。そこが費用に表れてきます。
小規模な飲食店でも使える補助金はある?
「補助金を使えばLP制作の費用を抑えられる、と聞いたことがある」という方もいるかもしれません。小規模事業者持続化補助金など、販路開拓の一環としてホームページやLPの制作費が対象になる制度は実際にあります。
ただし、対象となる条件や申請の時期、補助率は制度によって細かく決まっていて、年度ごとに内容が変わることもあります。詳しい条件は、最寄りの商工会議所・商工会や、中小企業庁の公式情報で最新の内容を確認するのが確実です。制作会社によっては、申請書類の作成をサポートしてくれるところもあるので、気になる場合は相談してみるとよいと思います。
飲食店のLPで、実はとても大切な「写真」
飲食店のLPをつくるとき、デザインと同じくらい大切なのが写真です。料理の写真、店内の雰囲気、外観、スタッフ、調理している様子、お客さまが過ごしている時間。飲食店は、実際に食べてみないとわからないものがたくさんあります。
だからこそ、写真を見た瞬間に「おいしそう」「この雰囲気、好きだな」「ここで食事してみたい」と感じてもらえることが大切です。「こだわりの食材を使っています」と文章で説明するより、一枚の料理写真のほうが伝わることもあります。
補正やレタッチで、しずる感はある程度つくれます。でも、空気感や構図から滲み出る世界観は、そもそも撮った瞬間に「いい写真」でないと、あとからはどうにもなりません。光の入り方、皿と余白のバランス、湯気の立ち方。これは撮影の時点で決まってしまうもので、編集で足せるものではないんです。LP制作の費用を考えるときは、ページそのものの制作費だけでなく、写真にどれだけかけるかまで含めて考えておくのをおすすめします。
「おしゃれなLP」を作れば、お客さまは来てくれる?

せっかくLPをつくるなら、素敵なデザインにしたい。もちろん、それは大切なことです。でも、デザインがきれいなことと、予約につながることは、必ずしもイコールではありません。
実際によく見かけるのが、高級店なのにターゲットは年齢層高めのお客さまなのに、文字が小さくて読みにくいLPです。おしゃれな欧文フォントを薄いグレーで、しかも細く組んでいる。デザイナーの画面で見ればスタイリッシュですが、実際に見るのは老眼鏡をかけたお客さまかもしれません。誰に見てもらうデザインなのか、を見失うと、こういうことが起きます。
予約ボタンがどこにあるかわからない。営業時間が見つからない。料金がよくわからない。そんなLPだったら、どれだけおしゃれでも、お客さまは途中で離れてしまいます。
大切なのは、「おしゃれにすること」より「わかりやすくすること」。そのうえで、お店らしいデザインをつくっていく。私たちは、そんな順番が大切だと考えています。
スマートフォンでの見え方も、忘れずに
飲食店を探すお客さまの多くは、スマートフォンから検索してLPにたどり着きます。パソコンの画面で見るときれいに仕上がっていても、スマートフォンで見ると文字が小さかったり、ボタンが押しづらかったりすることは、意外とよくあります。

文字の大きさ、予約ボタンの押しやすさ、表示スピード、電話番号のタップ発信、地図の開きやすさ、横スクロールの有無。こうした点は、パソコンの画面だけを見て制作を進めていると見落としがちです。LPが完成したら、実際に自分のスマートフォンで開いて、指で操作しながら確認してみることをおすすめします。
LP制作の流れ|相談から公開まで
実際にLP制作を依頼すると、どんな流れで進んでいくのか気になる方も多いと思います。お店の状況によって前後しますが、一般的にはこのような順番で進みます。

ヒアリング
目的やターゲットを整理します。
構成設計
何をどの順番で伝えるかを組み立てます。
撮影
料理や店内、外観の写真を揃えます。
原稿作成
撮影と並行して、お店の言葉を引き出しながら原稿を作成します。
デザイン
整理した構成と原稿をもとに、お店らしさが伝わる見た目に仕上げます。
コーディング
デザインを、実際に動くページとして実装します。
公開・運用改善
公開したあとも、アクセス状況や予約状況を見ながら、必要に応じて改善していきます。
依頼する前に準備しておきたいもの
制作をスムーズに進めるために、依頼する前にある程度そろえておくと安心なものがあります。完璧に用意する必要はありませんが、次のようなものがあると、ヒアリングの精度がぐっと上がります。

お店の写真、メニューや価格表、お店のこだわりや想い、来てほしいお客さま像、予約の受け方、営業時間やアクセス情報。どれも「完璧なもの」である必要はなく、メモ書き程度でも十分です。すでにあるものを持ち寄っていただければ、そこから一緒に整理していくことができます。
飲食店のLPでよくある失敗
実際につくるときに、つまずきやすいポイントを挙げてみます。

情報を詰め込みすぎる
「せっかく作るんだから、全部載せておこう」。そう思ってしまうのは、よくあることです。でも、情報が増えすぎると、「結局、何を見ればいいんだろう」となってしまいます。LPは、たくさんの情報を載せることよりも、ひとつの目的に向かって情報を整理することが得意なページです。
誰に来てほしいのかわからない
「20代にも来てほしいし、ファミリーにも来てほしい。観光客にも、地元の方にも」。もちろん、いろいろなお客さまに来てもらいたいですよね。ただ、誰に向けたページなのかが曖昧になると、メッセージもぼんやりしてしまいます。「この人に来てほしい」という相手をある程度イメージしておくことで、写真や文章、デザインも選びやすくなります。たとえば「滋賀で、少し特別な時間を過ごせるお店を探している人」というように、「どんな人か」だけでなく「どんな時間を求めているのか」まで考えてみるのもおすすめです。
予約への導線が弱い
LPを見てもらって「ここ、行ってみたい」と思ってもらえた。でも、その先に予約ボタンがない。これは、とてももったいないことです。電話なのか、予約フォームなのか、外部の予約サイトなのか。「行きたい」と思った人が、そのまま次の行動に進めること。ここまで考えてLPをつくることが大切です。
作って終わってしまう
LPは、公開したら終わりではありません。季節限定メニューが変わったり、営業時間が変わったり、新しい写真が増えたり。お店が変われば、LPも少しずつ変わっていきます。公開後も「ちゃんと見てもらえているかな」「予約につながっているかな」と様子を見ながら、必要なところを整えていけると理想的です。
失敗しないLPは「作る前」に決まっている
では、実際にLPをつくるとき、何から考えればいいのでしょうか。私たちは、デザインを考える前に、まず次のことを整理することをおすすめしています。

まずは、誰に来てほしいかを考えます。次に、LPを見た人に何をしてほしいかを決めます。そのうえで、お店の一番伝えたいことをひとつ決めます。それから、「あるから載せる」のではなく「この人にとって必要だから載せる」という視点で情報を整理します。ここまで整理してから、ようやくデザインへ。デザインから始めるのではなく、「誰に、何を届けるか」から始める。それだけでも、LPのつくり方は大きく変わります。
飲食店のLPは、どんな構成にすればいい?
たとえば、飲食店のLPならこんな構成が考えられます。

まず「どんなお店なのか」が伝わるファーストビュー。このお店を選ぶ理由を伝える、お店の魅力。料理の写真やおすすめメニューを見せる、料理・メニュー。店内や外観、過ごし方がイメージできる、お店の雰囲気。料理や空間に込めた想いを伝える、こだわり・ストーリー。デートなのか、家族での食事なのか、特別な日の食事なのかを示す、利用シーン。「いくらくらいなんだろう」という不安をなくす、料金・メニュー。来店に必要な情報をわかりやすく伝える、アクセス・営業時間。そして最後に、次の行動へ迷わず進めるようにする、予約・問い合わせ。
ただし、これはあくまで一例です。すべてのお店に、この構成が必要なわけではありません。
LPに「入れない」という選択もあります
「せっかく作るんだから、できるだけたくさん情報を載せたい」。お客さまからそう言われて、言われた通りに全部詰め込んだ結果、結局なんのお店なのかよくわからないサイトになっている。これは本当によく見かけます。メニューも、こだわりも、スタッフ紹介も、沿革も、全部大事。それはわかるのですが、全部を同じ大きさの声で語ると、どれも届かなくなってしまうんです。
伝えたいことがたくさんある場合、無理に1ページのLPにまとめる必要はありません。「これだけ情報があるなら、LPより複数ページのホームページのほうが合っているかも」と考えてみることも大切です。

メニューをたくさん紹介したい。店主やスタッフについて詳しく紹介したい。お店の歴史やこだわりをしっかり伝えたい。店舗ごとに情報を掲載したい。ブログやお知らせを更新していきたい。求人情報も掲載したい。お客さまによって、知りたい情報が違う。こうした場合は、すべてを1ページに詰め込むよりも、情報ごとにページを分けたホームページのほうが、訪れた人が必要な情報を見つけやすくなります。
LPは、ひとつの目的に向かって情報を整理するのが得意です。一方で、複数ページのホームページなら、「このお店についてもっと知りたい」と思った人が、料理について知る、お店の雰囲気を見る、スタッフについて読む、アクセスを確認するというように、自分に必要な情報を選びながら見ることができます。情報を減らして無理やりLPにするのではなく、「この情報量なら、ページを分けたほうが伝わりやすいかもしれない」と考えることも、ひとつの選択肢です。
大切なのは、情報量そのものよりも、その情報を誰に、どんなふうに見てほしいのかです。「初めてのお客さまに、お店の魅力を知ってもらって予約につなげたい」のであれば、LPが向いているかもしれません。「初めての人にも、常連さんにも、求人を探している人にも、それぞれ必要な情報を届けたい」のであれば、複数ページのホームページのほうが向いているかもしれません。どちらが良い・悪いということではなく、お店が持っている情報と、訪れる人の目的に合わせて、ちょうどいい形を選ぶ。それも、ホームページをつくるうえで大切な引き算なのだと思います。
制作会社を選ぶときに見ておきたいポイント
費用の金額だけを比べると、判断がむずかしくなります。見積もりを比較するときは、次のような点も確認してみてください。

構成から一緒に考えてくれるか
デザインだけを請け負う会社もあれば、構成や導線まで一緒に設計してくれる会社もあります。「デザインはお任せください」という会社でも、実は構成案はお店側で用意してほしい、というケースは少なくありません。何をどの順番で見せるかというページの骨組み部分は、LPの成果を大きく左右する部分なので、ここを一緒に考えてくれるかどうかは、事前にしっかり確認しておきたいポイントです。打ち合わせの段階で「構成案はどちらが作成しますか」と聞いてみると、対応範囲がはっきりします。
文章(原稿)を作成してもらえるか
お店側で文章をすべて用意する必要があるのか、ヒアリングをもとに書き起こしてもらえるのかで、負担が大きく変わります。文章制作が含まれていない契約の場合、料理の説明文やお店の紹介文、こだわりのストーリーまで、すべて自分たちで書き上げる必要があります。飲食店の経営をしながら文章を一から書くのは、想像以上に時間がかかる作業です。ヒアリングをもとにライティングまで対応してくれるのか、それとも文章のたたき台だけを渡してもらえるのか、対応の範囲を確認しておくと、公開までのスケジュールも立てやすくなります。
撮影が含まれているか
撮影が別料金なのか、パッケージに含まれているのかを確認しておくと安心です。見積もりの金額だけを見ると安く感じても、撮影が別途費用になっていて、後から追加で発生するケースもあります。逆に、撮影が含まれているプランでも、カット数や撮影時間に上限が決まっていることもあるので、「何カットまで」「何時間まで」といった条件もあわせて確認しておくと、想定外の追加費用を防ぎやすくなります。
公開後のサポート範囲
公開して終わりなのか、更新や改善の相談ができるのかによって、長期的な付き合い方が変わります。メニューや営業時間が変わるたびに自分たちで更新できる仕組みになっているのか、それとも制作会社に都度依頼する必要があるのか。また、更新のたびに費用が発生するのか、月額のサポート契約に含まれているのかも、会社によって考え方が異なります。公開して終わりではなく、その後もお店と一緒に育てていく感覚で関われる会社かどうかは、長く付き合ううえで意外と大きな違いになります。
納期と制作フローの明確さ
どのくらいの期間で、どんな順番で進むのかが事前にわかると、依頼する側も準備がしやすくなります。「だいたい1〜2ヶ月です」といった曖昧な答えしか返ってこない場合、実際に依頼してみると想定より時間がかかってしまうことも少なくありません。ヒアリングから撮影、原稿確認、デザイン確認、公開まで、それぞれの工程にどのくらいの期間がかかるのか、そして確認や修正のやり取りは何回まで含まれているのかを、契約前に確認しておくと、後々のスケジュールのズレを防ぎやすくなります。
飲食店のLP制作について、よくある質問
LPとホームページ、どちらを作ればいいですか?
伝えたい情報がひとつに絞れて、予約や問い合わせにまっすぐつなげたいならLPが向いています。反対に、メニューやスタッフ紹介、求人情報など、お客さまによって知りたい情報が異なる場合は、複数ページのホームページのほうが向いていることが多いです。どちらか迷う場合は、「今回のページで、一番してほしい行動はひとつに絞れるか」を考えてみると、判断しやすくなります。
写真は自分たちで用意したほうが安くなりますか?
既存の写真を使う場合は撮影費がかからないぶん、費用を抑えられます。ただし、スマートフォンで撮った写真とプロが撮影した写真とでは、伝わる印象がかなり変わります。特に料理写真は、光の当て方や角度ひとつで「おいしそう」に見えるかどうかが大きく変わるため、費用を抑えつつも料理写真だけはプロに依頼する、という選び方をするお店も少なくありません。
LP制作にはどれくらいの期間がかかりますか?
内容や撮影の有無によって幅がありますが、ヒアリングから公開まで、おおよそ3週間〜2ヶ月ほどを目安に考えていただくことが多いです。撮影のスケジュール調整や、原稿確認のやり取りにかかる時間によっても前後します。繁忙期やイベントに合わせて公開したい場合は、逆算して早めに相談を始めると安心です。
公開したあとの更新はお願いできますか?
制作会社によって対応範囲が異なります。メニュー変更や営業時間の更新だけを都度お願いしたいのか、定期的な改善提案まで含めて相談したいのかによって、必要なサポートの形は変わってきます。更新のたびに見積もりが必要なのか、月額のサポートに含まれているのかも、契約前に確認しておくと安心です。
予約システムとの連携もお願いできますか?
外部の予約サービスへのリンク設置から、フォームを使った独自の予約受付まで、対応できる範囲は制作会社によって異なります。すでに使っている予約サービスがある場合は、そのサービスとの連携実績があるかどうかも確認しておくと、公開後のトラブルを防ぎやすくなります。導入したい予約方法が決まっている場合は、早めに相談しておくとスムーズです。
公開後の効果は、どうやって確認する?
LPは公開して終わりではない、という話を先ほどしましたが、「ちゃんと見てもらえているか」は、どうやって確認すればいいのでしょうか。
基本的には、アクセス解析ツールで、どれくらいの人がLPを訪れているか、どこから来ているか、どのくらいスクロールして読まれているかを見ていきます。あわせて、予約フォームや電話番号のタップがどのくらい発生しているかも確認できると、「見られているけれど予約につながっていない」のか、「そもそも見られていない」のかを切り分けやすくなります。
難しい数字を毎日細かく追う必要はありません。月に一度でも、「先月と比べてどうだったか」を見る習慣があると、写真を差し替えるタイミングや、文章を見直すタイミングに気づきやすくなります。
結局、飲食店のLPにいくらかければいいのか
ここまで読んでいただくと、「じゃあ、結局いくらかければいいの」と思われるかもしれません。でも、私たちは「〇万円のLPがおすすめです」と一概には言えないと思っています。
すでに写真も文章も揃っていて、シンプルに情報をまとめたいのであれば、そこまで大きな制作費は必要ないかもしれません。反対に、お店のことを一から整理したい、写真も撮り直したい、文章も一緒に考えてほしい、予約までの流れも設計してほしい、ということであれば、それだけ必要な時間も増えていきます。
見るべきなのは、「LPが何万円なのか」だけではなく、「その費用でどこまで考えてもらえるのか」です。デザインだけなのか。構成も一緒に考えてくれるのか。文章までつくってくれるのか。写真撮影も含まれているのか。公開後のことまで相談できるのか。価格を比べるときは、こうした中身も一緒に見てみてください。
まとめ|ちょうどいい形を選ぶことから、LPづくりは始まります
LPをつくるなら、きれいなデザインにしたい。もちろん、それも大切です。でも、その前に考えておきたいのが、「そもそも、このお店にLPという形が合っているのかな」ということ。
ひとつの目的に向かって情報を整理したいなら、LPが向いています。伝えたいことがたくさんあって、それぞれをじっくり見てもらいたいなら、複数ページのホームページのほうが自然です。
そして、どちらを選んだとしても、「とりあえず全部入れておこう」ではなく、「誰に、何を伝えたいのか」から考えることが大切です。必要なものを残して、必要のないものは手放す。それでも情報がたくさん残るなら、1ページにまとめることをやめてみる。そんなふうに、お店にとってちょうどいい形を選んでいく。それも、ホームページをつくることの一部だと思っています。

